top of page

『コンクリート・ポエトリリック・スペース 書く女 一人一人が生き残る者である 』 

[詩人目線のグラフィック]

​私はデザインは出来ない、詩人かって言われても分からない。

でも書く、たぶん一生、そして生きる。

そして、私は女。

空間と感覚だけを信じ、あなたと本で対話する。

言葉の「質感で」「空間で」。

意味よりも物質を重んじて、コンクリートになった私の日記は、

無駄なものを削ぎ落とし、切って、切っていく。

常に新しい感覚で、速く、鋭く。

どこまでも無機質であって、忘れさられてもいい。

けれど、私が放った言葉は一生消えることなく、

この空間を、大気を、宇宙を、さまよい続ける。

2011.01.26

190×266 / 124p

フォント:筑紫明朝、筑紫B見出しミン、MSゴシック、Helvetica Neue、Bookman Old Style 

表紙:レザー

見返し・カバー:コットンライフ

化粧扉:ドリープF

本文:マットカラーHG、トレーシングXDT 

 

詩・デザイン:こたにな々

​印刷・製本:石川特殊特急製本株式会社

 

 © 2021 Kotani Nana

bottom of page